イタリア、ベネチアへ行ってきました

幼い頃、よく兄や友達とトランプで遊んでいたのですが、そのトランプの一枚一枚に世界各国のイラストが描いてあり、
今でも忘れずに覚えているのがベネチアでした。
いつかその現実世界を歩いてみたいと、子供ながらに夢見てたんだと思います。
確かそのトランプは漫画本の付録だった気がします。

そして、ロンドンのナショナルギャラリーで見たベネチアの絵画。

ここに行ってみたい、と、再び。

ロンドンから飛行機でおよそ2時間、そして空港からバスでおよそ40分。たどり着きました。
水の都と称されてるように、文字通り「水の都」でした。

というよりは、水と共存した生活がそこにはあり、バスや電車ではなく、水上バスである船がタイムテーブル通りに船着場に到着します。
そして巡回しています。
地元の女子高生くらいの子がお家へ帰る時間になり、船場でお見送りをしてました。
あぁここに彼女達の青春があるんだなーなんて思いながら、私は船を乗り間違えました。

乗り間違えても美しい景色が島中広がっているので、そこに来るべきしてたどり着いたのではないかと思える、そんな街です。
紫がかったピンクとオレンジのグラデーションが、私は大好きです。
日の入りが21:30頃だったので、1日の終わりにゆっくりと眺められます。

翌日、サン・マルコ広場にある美術館をめぐり、ゴンドラに乗りました。
ドイツから来られたご夫婦と相席し、写真を取り合いっ子。
ようやく英語で世間話も出来るようになり、こんな時間が結構好きです。

ガラス工芸で有名なムラーノ島と、レース網で有名なブラーノ島を巡り、
その日の夜は水際に座り、ただただ景色を眺め、日が沈むのを待っていました。

その地でしか出会えない人たちと会話しながら旅するスタイルは、日本にいる頃から変わってません。
そして美しい街に身を置き、景色を堪能しながらのんびりと過ごすことができました。