「アドリア海の真珠」クロアチア ドゥブロブニクの美しい景色

クロアチア南部、アドリア海に面したドゥブロブニクは、その美しいオレンジ色の屋根と青い海で「アドリア海の真珠」と称されています。
この街の旧市街地は、まるで映画の世界に迷い込んだような景色で、「魔女の宅急便」のモデルの街の一つとしても知られています。そして「紅の豚」もドゥブロブニクだそうです。また、ゲーム・オブ・スローンズのロケ地でもあり、世界中から観光客を惹きつけています。

旧市街地は城壁で囲まれており、その城壁を歩きながら景色を堪能できます。(ちなみに城壁への出入り口は3ヶ所あり、一方通行となっています。)
このオレンジ色の屋根は、ヨーロッパ各地で見られる洋瓦で、地域によって微妙に色が変わるそうなのですが、私はフィレンツェやベネチア、ベルンでも目にしました。
これらのデザイン要素は、ヨーロッパの伝統的な雰囲気を醸し出しています。
私自身、ドゥブロブニクの美しい街並みや色使いから、多くのアイディアを得ました。

ドゥブロブニクは、豊かな食文化でも知られており、私が食べたものは全て美味しかったです。
特に初めてのイカ墨料理は、濃厚ながらもくどくなく、程よい塩味が後味に残り、本当に感動しました。

また、ドゥブロブニクの高台やクルーズで観るサンセットが人気です。海と空の境界が溶け合い、広がる空に描かれる優しいグラデーションは、旅の疲れを癒し、デザインのインスピレーションを与えてくれます。

さらに、最近のパリ五輪でクロアチアが水球で銀メダルを獲得し、そのうち5名の選手がドゥブロブニク出身だそうです。訪れた日にお祝いのパレードがあり、選手たちと銀メダルを生で見ることができました。オリンピックという世界的なイベントを身近に感じることがで木、さらに地域とのつながりから温かさも感じました。

ドゥブロブニクの旅を通じて感じた文化や美しい街並み、そして心に残る景色は、すべてデザインのアイディア源となります。

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