世界25カ国を巡って今思うデザインのこと

チャイムデザイン、飛行機に乗る

陸繋がりじゃないと遠くへ行かない主義だった私が、空を移動する勇気を出して以来、新しい場所へ訪れる選択肢がグッと増え、
それから好奇心が止まることはなく、気付けば25カ国訪れていました。

教科書では分からないその土地の気候や雰囲気を感じ、デザインは気候から派生しているのではないか、という考えに辿り着きました。
日本には四季があります。住んでいたイギリスにも四季があります。メルボルンにもありました。でも、四季の種類が違います。
咲く花が違い、生きている動物も違い、湿度が違い、このひとつひとつの重なりで国の環境ができ、建物が建ち、デザインが生まれてるように思います。

日本の3月

ロンドンの3月

メルボルンの3月

当たり前のように季節の植物を愛でていましが、初めてソメイヨシノが見れなかった4月のロンドンで、このような事を考え始めました。

植物の力

スペインのサグラダファミリアへ行った際、細部に宿る美しさをこの目で見ることが出来ました。
特に細部に宿る植物が印象的で、人々は「植物」という存在を常に必要としているように感じました。

彫刻を囲む植物の彫刻。風の影響を受けないはずなのに、なびいてる様に見えました。ベトナム、台湾、日本のお寺でもやはり私は植物のモチーフに目に留まります。
その国で育っているお花など、細部の違いを無意識に探してました。人のように個性があって、奥深い。

今まで深く考えることはなかった気候の影響をこの目で確かめられた日々でした。
体感することで地理と文化を理解するきっかけとなり、その背景がデザインとの強い関わりがあります。
その様に、お仕事をご一緒させていただくクライアン様の背景を知ることが、表現の原点だと思います。
今まで見たモノ感じたコトを、絵やグラフィックにして、世界を表現できたらいいな。
これからも、私の旅は続きます。