お茶会イベントの経緯
ロンドンに来る直前まで、私の地元長崎県でお茶教室に通いおよそ半年間茶道を習っていました。
カナダに1ヶ月滞在していたときのこと。
語学学校で生徒が各自自分の国の食べ物を持ち寄る国際交流イベントがあり、
その時私は何も紹介出来ず、少し寂しい思いをしました。
なので、次は日本のおもてなしできる文化を学び海外に行来たいと思い、今回実現しました!
ヨーロッパに来ると畳に座る文化はありませんから、テーブル点前をさせていただきました。
しかも好評につき2回開催。
感想
日本では第二次世界大戦後食の欧米化が進み、今もなお加速し続けています。
同様にイギリスでも日本食ブームに火がついています。
現地の文化に合わせたおもてなしやオリジナルのメニューなど、
パッケージデザインやポスター、メニュー表デザインなど、全く日本と同じかと言うと、そうではありません。
その理由が今回のお茶会で感じ取れた気がしました。
例えば、ほとんどの参加者は抹茶と緑茶の違いを知りませんでした。
仮にデザインで表現するとした場合、リーフレットにこの違いの説明とイラストを入れると親切だなと感じ取ったり。
リアルな日本を知りたい方に向けた表現方法など、日本の当たり前が当たり前ではありません。分かってはいたけど、体感するって大切ですね。
ちなみに、お稽古で2時間以上正座することを話すと、100点満点の驚きのリアクションをしてくれました。