長崎県大村市の正法寺様でのチラシ制作とお線香作り体験

令和2年から長崎県大村市の正法寺で始まった「行いがわたしを導く時間」。この行事のチラシとスタンプカードの制作を初回から担当しています。毎年新しい内容を取り入れ、さまざまなワークを通じて参加者が「仏さまの心」に気づき、「わたし」の内面に向き合う機会を提供しています。このプロセスが、感謝の心や報恩の心へとつながっていくことを目指されています。

 

2024年10月のワーク:お線香作り

10月のワークでは「お線香作り」を体験しました。心を落ち着けるお線香の香りに包まれながら、ご住職から香りの調合についての説明を受けました。
お線香の基本的な配分は、50%が繋ぎの役割を果たす「タデ粉」、残りの50%をお好みの香りで調合します。私は、ご住職オリジナルの甘い香りのブレンドを選びました。

 

手作りお線香の制作過程

お線香を作る過程では、調合した粉にお水を混ぜて粘土のような状態にし、注射器型の容器に入れて絞り出します。真っ直ぐ絞り出すのに少々苦戦しながらも、次第に見覚えのある形に仕上がっていきます。このお線香は、1日乾燥させることで完成します。手作りのお線香は、想いがより一層込められることでしょう。
参加者の皆様から直接感想や参加に至った経緯を伺い、次回のチラシ制作に活かせる貴重な情報を聞くことができました。

 

「行いがわたしを導く時間」のチラシ制作

「チラシ制作」のご依頼ではあるのですが、なぜチラシが必要になったのか、周知したい内容は何か、メインのコンセプトは何なのかなど、「行いがわたしを導く時間」の発案者、正法寺の坊守長野文さんと、しっかりヒアリングを重ねて年々グレードアップさせながら制作に取り組んでいます。何よりも、長野文さんの熱い想いがあってこそ、この取り組みが実現しました。

 

内容をまとめただけのチラシを作るのではなく、目的に沿ったツールを共に制作したようなイメージです。
その後、スタンプカードが増え、チラシも二つ折りのリーフレットに発展し、12月の御正忌報恩講のチラシも制作させていただいてます。受け手が共通のイメージを持てるよう、統一したデザインを活用しました。

 

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